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ダッジ・バイパー [クライスラー/ダッジ/バイパー]

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ダッジ・バイパー(Dodge Viper), Dodge_Viper.jpg

ダッジ・バイパーは、1989年クライスラーが発表したVM-01コンセプトカーが進化したものである。当時はV10ではなく、5.9リッターV8が搭載されていた。その後の1990年4月、クライスラーは8リッターV10エンジンを搭載したコンセプトカー、VM-02を発表した。出力は300馬力(約304ps)、トルクは450lb・ft(約62kg・m)を発揮していた。

ダッジ・バイパーは、1989年にコンセプトカーが発表され、1992年に市販モデルが登場した。バイパーの開発コンセプトは、1960年代後半に登場したスポーツカー、シェルビー・コブラを意識したものと言われており、ダッジ・バイパーの開発には、コブラを造ったキャロル・シェルビーも関わっていた。

ダッジ・バイパーは、アメリカ車ならではのOHVエンジンを搭載するが、よく見られるV8ではなくV10エンジンで、その排気量は8リッターと、市販車の中では最大級である。ダッジ・バイパーのエンジンはピックアップトラック(ダッジ・ラム)に搭載されていたもので、ランボルギーニが出力重視にチューンした。また、ランボルギーニは足回りにも手をつけており、ブレーキもV10のハイパワーに対応すべくブレンボを選定している。ダッジ・バイパーのデザイナーは日本人である。

ダッジ・バイパーの販売開始は1991年12月、当初は8リッターV10、400hp(約406ps)、初代バイパーRT/10はオープンだったが、後にバイパーGTSというクーペモデル(450hp(約456ps)までパワーアップ)が追加された。また、バイパーGTS-Rという名を与えられたレーシングカーが、ル・マン24時間やニュルブルクリンク24時間をはじめとするレースに次々に出場、優勝するなど、ポルシェ等の強豪を抑えた活躍を見せた。そして、排気量を0.5L拡大させたバイパーVenom 600、Venom 600Rというモデルに加え、排気量はGTSそのままに、ツインターボで馬力、トルクをアップさせたVenom 800TTという初代バイパー最強モデルが存在する。尚、Venomシリーズはすべてバイパーチューナーであるヘネシーモータースポーツ(Hennessey Motorsports)がチューンした改造車である。日本では1997年に「クライスラー・バイパー」(但し、フロントのエンブレムはオリジナルの物を使用)として正規輸入が行われた。初期はRT/10が導入され、1999年からはGTSも追加された。当時のクライスラー車の中では1000万円を超す車種であったが、2002年12月に正規輸入車としての導入は中止され、2代目が投入された現在でも導入されていない。

2003年にバイパーはモデルチェンジが行われ、バイパーSRT/10という二代目が登場している。V型10気筒エンジンは8.3Lまでボアアップされ、パワーも510hp(約517ps)にまで高められている。こちらもオープンとして登場したが、2006年にクーペが追加された。

2008年モデルでは、エンジンをマクラーレン・パフォーマンス・テクノロジーおよびリカルド社の協力を得て、ボア径を1mmほど拡大。これにより8.3Lから8.4Lへと排気量をスープアップさせ、600hp(約608ps)へと高められた。無論、この90psもの向上は単なる排気量の拡大だけではなく、インテークマニホールドのポート形状をよりスムーズな形にモディファイしたり、エアフィルターをより吸気効率の良いものに変更など細かい部分にも改良が施された結果である。さらに、細かな部分ではオイルポンプをよりハイボリュームのものに変更したり、重くて辛いクラッチを18%ほど軽減し、少ない踏力で扱えるように改善するなど、パフォーマンスの向上に合わせて全体的な見直しが図られている。また、搭載エンジンの改良に伴い、エクステリアも若干の変更が行われた。ボンネット上にエアアウトレットが追加された他、外装色のバリエーションも増加した。この結果、2008年モデルは、ベノムレッド、スネークスキン・グリーン、バイパー・バイオレット、バイパー・オレンジ、ブライト・ブルーの5色をベースに、オプションでホワイト、ブラック、シルバー、グラファイト、ブルー、レッドの6カラーのレーシングストライプを組み合わせることが可能になっている。2007年にダッジブランドが日本に導入される際に検討されたものの、日本の車検に適合していない(マフラーが車体の横側に向けられている)為に見送りとなった。日本には並行輸入で数台のダッジ・バイパーが輸入されている。

また、2008年モデルからはバイパーSRT-10・ACRというレーシーな仕様がオプションで選べるようになった。 ACRとは"American Club Racer"の略で、元々600馬力を誇るバイパーSRT10であるため、ACRといっても動力性能的なアップデートはほとんどなく、エアロダイナミクスの向上(フロントデュフューザー・カナード、GTウイング)、レーシングサスペンションの採用。足回りはKWのサスペンション、軽量化ホイールがACR専用パーツ。さらに追加オプションのハードコアパッケージ(HCP)はオーディオシステム、トランクカーペット、リアキャビンサウンドインシュレーション、タイヤ補修キット、フードインシュレーター、スチールバッテリーカバーも取り除かれ18kgの軽量化。

また、ダッジ・バイパーのレース専用車としてバイパー・コンペティションクーペが販売されている。

ダッジ・バイパーは、2008年8月18日、ドイツ・ニュルブルクリンク北コース(1周20.8km)の走行テストにおいて、オランダ人レーシングドライバー、トム・コロネルが運転するバイパーSRT-10・ACRが7分22秒1というタイムをマークし、ニュルブルクリンク市販車最速の称号を得た。当日、何箇所かセミウェットの箇所はあるものの、ほぼドライ。最初の2周を7分42秒と7分35秒でラップ。そして3回目のスティントは、7分24秒台をマーク。4回目のアタックで、この日のベストタイムである7分22秒1をマーク。シボレー・コルベットC6 ZR-1が6月に叩き出した7分26秒4、日産・GT-Rが4月に達成した7分29秒3のタイムを大幅に短縮した。参考にパガーニ・ゾンダFは7分27秒8、ポルシェ・カレラGTは7分28秒を叩き出している。コンピュータによるシミュレーションではACRは7分10秒台で走れることが検証できていた。

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