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童夢・零 [童夢/零]

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童夢・零(Dome Zero/童梦・零), Dome_Zero.jpg

童夢・零(Dome Zero/童梦・零)は、童夢が製作した、試作ミッドシップスポーツカーである。

当時スーパーカーブームは下火になりつつあったが、排気ガス規制が厳しかったため、童夢・零の登場は大いに話題となった。童夢・零は、フェラーリやランボルギーニなどの大型スーパーカーというよりは、ロータス・エスプリをはじめとする、操作性に優れ俊敏に走る中型スーパーカークラスの性能で、価格も1000万円程度を想定していた。

童夢・零のシャシーは複雑な形状を持つスチール・モノコック、サスペンションは前後ともダブル・ウィッシュボーン+コイル、ブレーキはガーリング製で、フロントがベンチレーテッド・ディスク、リアはインボードタイプのソリッド・ディスクを採用した。足回りは、ピースのアロイホイールにピレリP6という組み合わせだが、フロントが185/60VR13、リアは255/55VR14と、前後でかなりサイズが異なった。2.8リットルの日産L28型水冷直列6気筒SOHCエンジンをミッドに横置き搭載し、ZF製5速MTが組み合わされた。このエンジンはサイズが大きく重量も重かったが、純国産技術にこだわっていたため、他に選択の余地がなかったという。

童夢・零のボディパネルは軽量なFRP製。ヘッドライトはリトラクタブル・ヘッドライト。ドアはガルウイングドアだが、ポップアップ式である。運転席は右側にある。サイドウインドウははめ殺しだが、ドアのアクリルがスライドをすることにより開閉が可能となっており、高速道路などの料金所ではここが使用される。ラジエターの熱気を逃がすためにボンネットにはダクトが開けられている。ドア後方にあるインテークは、エンジンルームの冷却用で、左側2つ、右側1つとなっている。テールランプはワンオフのもの。

童夢・零の室内は直線を基本に設計されている。ステアリングホイールは革巻きだが、逆V字型スポーク下側部分のみプラスチック。メーターはデジタルで、ステアリング同様、近未来的なイメージとなっている。室内にバックミラーはなく、ビタローニ製のサイドミラーでしか確認できない。

童夢・零はジュネーブ・ショー発表後、国内の型式認定を取得するためにさまざまなテスト走行が繰り返された。しかし、国内での型式認定取得を前提に法規に合わせて製作されていたにもかかわらず、許可を受けるどころか、申請さえ受け付けられなかった。そのため、アメリカで認定を取得すべく「童夢USA」を設立し、アメリカの法規に準じた仕様の童夢・P2を開発することになった。

現在はエンジンが故障しているが、京都にある童夢本社に保管されている。2003年6月に開催されたイベント「スーパーカー・スーパーカー」では、童夢の協力により、童夢・零が特別展示された。

SPECIFICATION
全長3980mm
全幅1770mm
全高980mm
ホイールベース2400mm
トレッド前後1400/1450mm
最低地上高130mm
車両重量920kg
シャーシースチール・モノコック
ボディFRPセミモノコック
エンジン種類水令直列6気筒
エンジン形式L28型
総排気量2800cc
最高出力145ps
ミッションZF-5DS-25/2
ステアリング形式ラック&ピニオン
サスペンション前後ともダブル・ウィッシュボーン・コイル
ブレーキ前後ガーリングAR5ベンチレーテッドディスク/ガーリングARGディスク
タイヤ前後185-60VR13/255-55VR14
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