キャデラック・XLRは、ゼネラルモーターズがキャデラックブランドで販売しているクーペカブリオレ型の高級車である。
アランテ以来となる2シーターのロードスターであり、現在はキャデラックのフラッグシップを担う。
キャデラック・XLRは1999年の北米国際オートショーで発表されたコンセプトカー「エボク」を発展させる形で制作され、2003年の北米国際オートショーにて量産型が発表された。
6代目シボレー・コルベットと同じGM・Yプラットフォームを使用するが、エンジンはコルベット用のOHVエンジンではなく、STSやSRXと同じノーススター 4.6L V型8気筒 DOHCエンジン。最高出力324ps/6400rpm、最大トルク42.8kgm/4400rpmを発生するこのエンジンは、これはもともとFF車用に開発されたノーススターエンジンをFR車用に改良したもので、吸気側に可変バルブ機構を備える。
トランスミッションは5速ATのみで、シフトゲートパターンは右ハンドル用に作られている。MTは設定されていない。駆動方式はFR。
屋根には電動式のアルミニウム製メタルトップを採用し、開放的なオープンドライブと静粛性が保たれるクーペでの走行を両立できるボディスタイルになっている。
また、インテリアにはセンターコンソールに関して運転席と助手席のデザインが対称となるデュアルコックピットを採用し、メーター周りとキーリモコンのデザインはイタリアのファッションブランドブルガリが担当。スピードメーターの外側に「BVLGARI」のロゴが刻まれている。
2004年3月、日本での販売を開始。価格は1150万円で、左ハンドル仕様である。当初は右ハンドル仕様も開発される予定だったが、GMの経営悪化に伴い開発が中止となった。
2004年度北米カー・オブ・ザ・イヤーにアメリカ車として唯一ノミネートされたが、受賞は逃した。
北米では2007年モデルからトランスミッションが6速ATに変更されたが、日本では、XLR-Vにバトンタッチされる形で導入は中止となった。







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